契約書のリーガルチェック・作成
■契約書を作成する意味とは
契約書とは、契約内容が記載された書面をいいます。事業経営を行う上で、売買契約や賃貸借契約、業務委託契約、雇用契約など、様々な契約を締結する場面がありますが、保証契約等の一部の契約を除いて、契約書の作成が必須とされているわけではありません。
もっとも、通常契約の内容は複雑であり、契約書の作成なしに、両当事者の契約の内容に対する認識を一致させることは困難であり、後々紛争に発展する可能性が高くなります。
よって、契約書の作成は、当該取引の各当事者の権利義務、リスクの分担及び回避について当事者の認識を合致させ、また、契約内容や契約の存在を証拠として残すことによってトラブルを予防する目的で行われるものであり、非常に重要な意味を持ちます。
近年では、インターネット上に契約書の無料のテンプレートなどが掲載されていますが、安易にそれらを利用してしまうと、適切に作成することができなかったり、最新の法律に対応していないこともあるため、注意が必要です。
■リーガルチェックとは
契約書のリーガルチェックとは、取引先から提示された契約書について、法的な観点からその様式や内容が適切であるか確認することをいいます。具体的には、契約書に法的な問題点がないかどうか、自社に不利益な条項が含まれていないか、取引内容に合致しているかなどをチェックします
これが行われないと、契約書に不備があり、契約自体が無効になってしまったり、必要な対処方法やルールの記載がない契約書であったために不測の事態が生じた場合にトラブルが拡大したり、自社にとって不利な契約を締結してしまう危険性が生じます。
これらの危険性を回避するためには、上記のようなリーガルチェックを、法律のプロである弁護士を通して行うことが必要です。
美並・太刀掛法律事務所では、大阪市、豊中市、池田市、伊丹市を中心に、大阪府、兵庫県奈良県等でのご相談に対応しております。
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弁護士紹介

太刀掛 祐一Yuichi Tachikake
大阪弁護士会(49930)
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経歴 |
神戸市出身 homestead high school 卒業 慶應義塾大学 法学部 卒業 神戸大学法科大学院 卒業 弁護士登録 |
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事務所概要
名称 | 美並・太刀掛法律事務所 |
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弁護士 | 太刀掛 祐一(たちかけ ゆういち) |
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